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ジュールベルヌの海底2万マイルと潜水艦の歴史 [海外のSF小説]

今回はジュール・ヴェルヌの名作、『海底二万海里』特集です。
ジュール・ヴェルヌ(1828年 - 1905)はフランス生まれのSF作家で、イギリスのH・G ウェルスとともに「SFの父」と呼称されるSF大家です。
ヴェルヌの作品では『海底二万海里』のほかに『八十日間世界一周』や『月世界旅行』が有名です。

 ジュール・ヴェルヌ           『海底二万海里』原書表紙
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『海底二万海里』(原題:Vingt mille lieues sous les mers)はネモ船長が指揮する潜水艦「ノーチラス号」の冒険をつづったものですが、いつ読んでも面白い作品です。ちなみに原作は1870年に発表されています。『海底二万里』の和訳は、現在までに8作出版されており、これを見ただけでも、いかに同作品が日本において人気があるかが分かるというものです。

海底2万マイル(加藤まさし訳)青い鳥文庫
海底二万里(私市保彦訳)岩波少年文庫
海底二万海里(花輪莞爾訳)角川文庫
海底二万海里(清水正和訳)福音館古典童話シリーズ 原書の挿絵を収録
海底二万マイル(南本史訳)ポプラポケット文庫
海底二万里(朝比奈美知子訳)岩波文庫:原書の挿絵を収録
海底二万里(荒川浩充訳)創元SF文庫
海底二万リーグ(村上啓夫訳)ハヤカワ・SF・シリーズ
                           (Wikipediaより引用)



今回は『海底二万海里』についてのお話しをしながら同時に潜水艦の歴史についても少々触れたいと思います。
さて、『海底二万海里』は1870年に発表されたわけですが、この作品で登場するノーチラス号の全長は70メートル、排水量約1500トン、水中速力約50ノット、潜水深度一万メートル、エネルギー源は電力で地球一周とか簡単に出来る航続距離を持つというすごい高性能の潜水艦です。ただし武装はなんとも原始的な衝角のみ(!!)で魚雷もなければソナーも潜望鏡も装備していないので、よく他の船と接触事故を起こします[たらーっ(汗)]

 
         映画『海底二万哩』のノーチラス号

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世界最初の潜水艦と兵器としての潜水艦の進化


一方、歴史上ではいつころから実際に潜水艦というものが考案・使用され始めたかというと、古くはアレキサンダー大王(紀元前356年 - 紀元前323年)がガラス瓶に入って潜ったという記録(伝説?)がありますが、こういった自力で行動することができない潜水鐘(せんすいしょう)のようなものは除外するとして、1620年にはオランダ人コルネリウス・ドレベルがイギリス海軍向けに潜水船を製造していますが、実戦には不参加のままで終わっています。これは艪を漕ぐ人力走行潜水艦です。実際に建造され実戦参加した潜水船は、1776年にデヴィッド・ブッシュネルが開発したタートル潜水艇が最初です。この潜水船は卵形の船体をもち乗員は一人、人力の螺旋型推進装置を装備しており、アメリカ独立戦争時に米国が使用しましたが、戦果をあげるには至っていません。
1797年、ロバート・フルトンはナポレオンに世界初の手動式潜水艦であるノーチラス号(設計図)を売り込みましたが実現しませんでした。


    フルトンが設計した潜水艦 (Wikipediaより)

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実戦に参加し、敵船を撃沈する戦果を最初にあげたのは、米国の南北戦争中に南軍が建造・投入した人力推進潜水艇ハンリーであり、同船は、1864年サウスカロライナ州チャールストン港外で同港を封鎖中の北軍木造蒸気帆船フーサトニックを外装水雷によって攻撃、撃沈しています。もっとも、このハンリー潜水艇は事故かなにかで帰還していません(2000年に引き上げられ保存・展示されている)。

南北戦争で投入され、実戦で最初に戦果をあげたハンリー潜水艇 (Wikipediaより)


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さて、時代は進み、潜水艇も人力航行から抜け出しようやく内燃機関を使用する時代になりました。実戦参加可能な装備をもち、内燃機関を搭載した最初の潜水艇は、1900年に登場した米国海軍のホーランド型で、18インチ魚雷発射管1門と8インチダイナマイト砲1門を装備、乗組員7名、水中排水量74トン、速度も5ノットというまあまあの潜水・行動性能のものです。


米国海軍のホーランド型潜水艦 (Wikipediaより)
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それが第一次大戦の時期になると、潜水艦は実戦でめざましい結果を出し始めます。
ドイツ帝国のUボートです。 ドイツはそれまでの潜水艦の概念- 沿岸型で隠密行動をとって敵の港に潜入し機雷を敷設したり、停泊している敵軍艦を魚雷攻撃する- といったものを180度転換しました。 
ドイツ海軍は大戦が始まると同時に航洋潜水艦Uボートを大量建造させ、連合国に対する通商破壊戦を実施、連合国商船部隊に大打撃を与えました。 また、開戦3ヵ月後の1914年9月22日には、U-9でもってイギリス海軍の装甲巡洋艦3隻を撃沈、各国の海軍を驚愕させました。さらにガリポリの戦い(同年5月)ではU21がイギリス海軍の戦艦「トライアンフ」と「マジェスティック」を撃沈し、Uボート(潜水艦)の威力は世界を戦慄させました。(注:第一次大戦中におけるドイツ海軍Uボートの敵船撃沈数は1280万トンと言われている)
この時期の潜水艦は水中排水量100-600トン前後(大戦末期に完成したU-139は水中排水量2500トンもあった)で、主機はガソリンエンジンに代わり燃費に優れるディーゼルエンジンが主流となりつつありました。水上速力15-20ノット、水中速力8ノット、最大潜航深度100メートル前後です。

ドイツ潜水艦U-9 (Wikipediaより)
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さて、ドイツを含む中央同盟国(同盟国とも称する)の降伏により第一次大戦は終結、戦勝国である英国や米国は争うかのようにドイツ海軍の潜水艦を戦利艦として持ち帰り、その技術を吸収し、それぞれの国の戦略・戦術目的に合わせて独自の潜水艦技術を発展させていきます。
日本(当時は大日本帝国)は、広大な太平洋での艦隊決戦を想定して、艦載機搭載可能な大型潜水艦(水上排水量2000トン以上)を多数建造開始しました。フランスは、通商破壊戦用に条約制限一杯の20.3センチ連装砲塔や艦載艇、捕虜収容施設等を装備し当時世界最大といわれた巡洋潜水艦スルクフ(水上2880トン)を建造します。


  フランスの巡洋潜水艦スルクフ
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 日本の巡洋潜水艦第一号である伊1号潜水艦 (Wikipediaより)
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各国が競ってそれぞれの戦略・戦術目的にそった“最強の潜水艦”を開発・建造しつつあった時、第二次大戦が勃発しました。大西洋ではドイツ海軍は前大戦の時と同様、対英通商破壊を徹底して行う目的で中型潜水艦Uボートを大量生産しました。
最初のうちはUボートの戦果はめざましく、一月に75万トンも撃沈するという戦果をあげましたが、米国の参戦と同時にソーナー装備の駆逐艦、哨戒機、護衛空母という対潜部隊による強力な対潜戦術を使い始め、またたくまにUボートの殲滅を成し遂げました。もちろん、これには連合国がドイツの暗号エニグマの解読に成功し、Uボートの(待機)位置を知ることができたことも大きく貢献しています。かくして総数1020隻のUボートのうち、実に685隻が失われるという大敗北に終わります。事は太平洋においても同様で、日本海軍の潜水艦は片っ端から探知され撃沈、日本海軍の潜水艦使用戦術が「対米通商破壊作戦」ではなく「艦隊決戦」という、当時の潜水艦のレベルでは困難な目的であったため潜水艦独特の威力をついに発揮することがありませんでした。


米国本土攻撃を目的として建造された潜水空母「伊400号」 排水量は3500トンを越す大きさだった
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伊400号搭載用に開発された水上爆撃機「青嵐」
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第二次大戦中の潜水艦の性能は水中速度が6~8ノット(例外的にXXI型Uボートの17ノットがある)という低速であり、潜行深度も100メートル程度であり、このような性能の潜水艦でもって時速30ノット以上の敵軍艦と戦わせるという目的自体が無謀としかいいようがありません。
一方、米海軍は潜水艦本来の性能を生かす戦術を選択し、輸送船を次々と撃沈し日本軍の補給線を絶つとともに連合艦隊船舶も攻撃しました。ちなみに米海軍の主力潜水艦であったガトー級は、太平洋で日本の戦鑑の3割、商船の6割以上を沈めたといわれています。


         
米国海軍のGato 級潜水艦


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原子力潜水艦の登場


軍事用潜水艦にとって、潜水艦のもつ”隠密性”という特徴をもっとも発揮できるのは、深く静かに潜り、また敵国を攻撃できる地点まで行ける長い航続距離をもつことです。
通常型潜水艦は水上航行時にディーゼル機関を使用し、蓄電池に充電をし、潜行時には電力モーターで移動するわけですが、蓄電池の充電能力に限界があるためシュノーケルを使用して海面下でディーゼル・エンジン航行をしながら充電することが必要になるが、これも”隠密性”を破ることになり、対潜哨戒機などから発見されやすくなるというリスクがあります。

そこで登場したのが原子力潜水艦です。
世界最初の原子力潜水艦を建造したのは米国で、奇しくも『海底二万里』の「ノーチラス」と同名の原子力潜水艦「USSノーチラス(SSN-571)」は1954年に完成しています。
ちなみに、USSノーチラスは、水中行動を優先する思想をベースに開発・建造されました。
ノーチラス号は、燃料交換なしで11万キロ以上航行することが可能、また連続60日の潜航持続可能な原潜用空調システムを装備し、水中23ノット、潜水深度200メートル以上という優れた性能をもつものでした。
ノーチラス号の成功は、その後に続く原子力潜水艦のモデルとなり、潜水艦の歴史にとってもその貢献はたいへん大きいものです。


  
世界初の原子力潜水艦USSノーチラス号
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USSノーチラス号の成功から、米国海軍は初の量産型原子力潜水艦であるスケート級(Skate class submarine)の建造に踏み切りましたが、スケート級原潜は建造コスト軽減目的からノーチラスより1000トン軽い2500トンに抑えたものの、原子炉の放射能遮蔽壁の重量は軽減することができなかったため、船型が旧来の水上速度を優先するものであったこともあいまって、水中速度、航続距離とも当初の期待を下回る結果となったため同形艦の建造は4隻で打ち切られています。
現在、世界の最新潜水艦の船型となっている涙滴型船型はUSSアルバコア(1540トン、ディーゼル機関+電動モーター)による流体力学実験結果によりもたらされたものです。ちなみにアルバコアの建造に当たってはドイツのXXI型 Uボートの船型が参考にされており、いかにドイツの技術開発力が優れていたかを示すものです。(余談ですが、音速飛行機が使用する逆V型の主翼を考え付いたのもドイツでした)
アルバコアの実験結果をもとにし、またスケート級原潜での教訓を生かし開発されたのがスキップジャック級(Skipjack class submarine)です。 
スキップジャック級は、その高騒音性を改良したロスアンゼルス級へと発展しますが、特記すべきはスキップジャック級の派生型として、世界初の弾道ミサイル(SLBM)「ポラリス」搭載原潜ジョージ・ワシントン級が誕生したことでしょう。
ジョージ・ワシントン級の建造によって、潜水艦は攻撃型と長距離弾道ミサイル搭載型の二種類に分かれて発展を続けることになりますが、弾道ミサイル搭載原潜は二次大戦中に日本海軍が建造した伊号潜水空母の概念とまったく同じものです。


北極海で訓練をするスケート級原潜3番艦「USSサーゴ」
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USSジョージ・ワシントン ポラリスミサイル16基搭載
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ロサンゼルス級を凌ぐ静粛性、氷海行動力、潜水深度、弾量をもつべく開発・建造されたシーウルフ級攻撃原潜。ソ連のアクラ級原潜(後述)に対抗する目的で開発されたが、一隻あたり21億ドルという高額な建造費のため3隻しか建造されなかった。 

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最新の攻撃型原潜バージニア級
建造コスト削減を目的に開発されたが、陸上攻撃能力の向上やSEAL輸送能力を持たせるなのど改造を行ったために建造コスト高騰となってしまったのは皮肉?

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バージニア級の魚雷管制室
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米海軍の最新型戦略原潜オハイオ級4番艦のジョージア 
水中排水量は18,750トンで世界最大の原潜オハイオ級原子力潜水艦は、当初トライデント弾道ミサイル24基を搭載していたが、START II(第二次戦略兵器削減条約)によって中距離弾道ミサイル保有数が制限されたのをうけて、2001年以降、巡航ミサイル搭載艦に変更された。なお同艦の巡航ミサイル搭載数は154基であり、米海軍艦艇中最大の搭載数である。


母港に向かうUSSジョージア   (クリックすると拡大して見れます)

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急速潜行するUSSジョージア  (クリックすると拡大して見れます)

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ロシアの潜水艦



アルファ級攻撃原潜(就役期間1971~2006)
水中排水量3100トン、水中速度40ノット以上、停止状態から40ノットまでに1分という驚異の加速能力をもつ。
米海軍の水上艦艇はおろか、攻撃原潜も追尾不可能な高速原潜であるが、溶融金属冷却原子炉のトラブル続出で1994年までに同型艦5隻すべてが退役している。

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ロシアの第4世代の新型戦略原潜ボレイ級 トーポリM改造型SLBM16基搭載
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ボレイ級は2009年度より就役予定(クリックすると拡大して見れます)
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日本ー 海上自衛隊の潜水艦



周知のように、自衛能力しかもてない海上自衛隊は、通常型の攻撃潜水艦しか保有していません。

戦後初の国産潜水艦初代おやしお(1960年就役)水中排水量1150トン
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二代目おやしお(1998年~就役)葉巻型船体採用 水中排水量4000トン 水中速度20ノット
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最新のそうりゅう型潜水艦(2009年~就役)水中排水量4200トン 水中速度20ノット
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海上自衛隊 SS501 そうりゅう進水式







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大量殺人目的にしか使われない軍用潜水艦の紹介はこれくらいにして、潜水艦の平和利用ともいえる深海探査低を見てみましょう。



深海探査艇


バチスカーフ・トリエステ

深海探査について語るとき忘れてはならないのが「トリエステ」です。
ちなみにバチスカーフ(Bathyscape)とはギリシア語の"bathys"(深)と"skaphos"(船)を合わせたもので、深海を調査する潜水艇一般の呼称です。
初代バチスカーフ「FNRS-2」はオーギュスト・ピカール(スイスの物理学者、気象学者、冒険家)によって1948年に建造され、二代目である「トリエステ」は1953年に進水、1958年にアメリカ海軍に買い上げられました。
トリエステ号は、1960年1月23日、地球上でもっとも深い海底、マリアナ海溝のチャレンジャー海淵の海底(1万916 メートル)に達したことで有名です。

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 深海調査中のトリエステ (commons.wikimediaより)


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日本の深海探査船「しんかい6500」(海洋開発機構より)

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「しんかい6500」は1989年に進水。名前通り水深 6500メートルまでの潜航が可能。潜航時間は 9 時間で乗員は操縦者2名、オブザーバー1名。フランスの深海探査艇が自然科学調査を主目的とし、米国のそれが自然科学および軍事を目的とするのに対し、「しんかい6500」は日本が世界有数の地震国であり、巨大地震予知に関連するプレート運動の観測を主目的として建造されたものです。日本列島の太平洋側海溝で沈み込む海洋底プレートは、およそ水深6,200~6,300m付近で曲がり始めており、地震予知の研究には、それら地点の重点的観測が必要と考えられているからです。
なお、「しんかい6500」は、1991年に三陸沖日本海溝(水深6200メートル)で太平洋プレート表面の裂け目を世界で初めて確認しています。


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ノティール(フランス語: Nautile)(Wikipediaより)


バチスカーフを元に製造された深海探査艇で3人乗り。深度6000メートルまで潜水可能。ノティールという名前は『海底二万里』に登場する潜水艦ノーチラス号に由来しています。


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米国の深海探査艇アルヴィン

1966年1月、スペインで水爆搭載のB-52戦略爆撃機が空中給油機と衝突して地中海に墜落した時、行方不明だった水爆一個を発見したことと、1986年7月、沈没したタイタニック号を深度3650メートルの海底で発見したことはあまりにも有名。


ALVIN_submersible.jpg 


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アルビン号の深海探検」という3D映画(日本製?)が2010年1月23日に公開されていますので、現時点ではDVDも発売されていると思いますので興味ある方は是非観てください。







『海底二万里』のあらすじ


さて、最後になってしまいましたが、ブログタイトルのジュール・ベルヌ原作「海底二万海里」のストリーの簡略紹介です。
19世紀後半、世界各地の海で船舶が巨大な角のようなもので喫水線下に大穴をあけられるという怪事件が続発した。アメリカ合衆国政府はイッカクのような巨大な鯨ではないかという仮説を唱えたフランスの海洋生物学者アロナックス博士による調査艦を派遣し、アロナックス博士は忠実な助手のコンセーユ、銛打ちの名人ネッド・ランドを連れて米国軍艦アブラハム・リンカーン号に乗船し、謎の怪物捜索の旅に出る。

                    いっかく鯨
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             海底二万海里に出てくる大だこ
Nautilus-polvo.jpg



ロングアイスランド港を出発した軍艦は南アメリカ大陸を南下し、太平洋に出て捜索の旅を続ける。そして長い航海のすえ、ようやく怪物を発見したが、怪物の体当たりにより軍艦は沈没してしまった。そして海上に投げ出された3人は、怪物の正体は巨大な潜水艦であることを知るが、彼らは謎の潜水艦に助けられ半ば人質のような形で謎の潜水艦の船長であるネモと行動を共にするするはめになる。巨大潜水艦はノーチラス号という名前であり、超近代装備を備えた無敵の潜水艦であった…


       デビッド・ウォーレンによるノーチラス号のイラスト
warren-nautilus-1.jpg

また、『海底二万里』は1954年にウォルト・ディズニーによって映画化されており、リチャード・フライシャーの監督により製作された同作品のキャストは、

ネッド・ランド:カーク・ダグラス
ネモ艦長:ジェームズ・メイソン
アロナクス教授:ポール・ルーカス
コンセイユ:ピーター・ローレ

というそうそうたるキャストですが、ネッドを演ずるカーク・ダグラスは『氷の微笑』で大胆な演技(ノーパ○○○で居並ぶ刑事たちの前で足を組み替えた有名?なシーン)をして話題になったシャロン・ストーンと共演した刑事役のマイケル・ダグラスの父親ですが、カークの方が息子よりはるかに野性的な魅力をもっていますね。



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ディズニー映画『海底二万里』の予告編動画



ちなみにウォルト・ディズニー・ピクチャーズは今年(2010年)、『海底二万里』の再映画化を企画しているそうなので、今から楽しみですね。


さて、最後になりましたが、「ノーチラス」とはオウム貝の英語名であり、オウム貝が海中を自由に浮き沈みできることからフルトンが潜水船の名前としてつけたものです。


-∞-∞-∞-



後記: 本稿は『メタモルフォシス・アイスランド』ブログより転載したもので、オリジナル記事は
     2010年1月15日に公開しています。


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コメント 3

sorasora

訪問&nice!ありがとうございました。
6000mの海って想像できない不思議さがあります。
凄い技術ですね!
by sorasora (2010-08-06 08:01) 

Loby-M

≫sorasoraさん、ご訪問&nice!ありがとうございます。
 深海も宇宙も人知を超えた不可思議さがありますね。
 それらの謎に挑戦できるのが技術ですね^^

≫cerulean_blueさん、ご訪問&nice!ありがとうございます。

≫Kojiさん、ご訪問&nice!ありがとうございます。

≫cheeさん、ご訪問&nice!ありがとうございます。

≫モッズパンツさん、ご訪問&nice!ありがとうございます。

y-tanakaさん、ご訪問&nice!ありがとうございます。


by Loby-M (2010-08-08 11:21) 

春分

フルトンのやつ、そんなものまで。

by 春分 (2011-06-06 12:16) 

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