So-net無料ブログ作成
検索選択

火星植民地のパイオニアになろう! [宇宙のロマン]

 宇宙モノの話題にかなり関心をもっているLobyが今日見た衝撃的なニュースとは…

そう、月の次の目標とされている火星への有人飛行計画で、NASA(米国航空宇宙局)が帰還を考慮しない有人飛行を計画している、というものでした

思わず、エッ、エッ、エ~ッ!!!

と叫んでしまいました。


mars2003_rover-5de9e.jpg


  話題の発端は、ワシントン州立大学の地質学者Dirk Schulze-Makuch教授とアリゾナ州立大学の宇宙学者Paul Davies教授の二人が先週のJournal of Cosmology紙に掲載した、大胆すぎるともいえる火星有人飛行計画です。

火星へ人間を送り込む計画はかなり早くからあったのですが、実現のネックはその膨大な費用。
火星へ人間と資材(食料、燃料、探査機材)を運ぶための大型宇宙船の開発が不可欠で、その建造費用および実際の火星旅行に必要な費用は、アポロ宇宙船で6回にわたり月に人間を送りこんだアポロ計画など比較にならないほど膨大なものだそうです。そのため、ブッシュ前大統領は月に中継基地を作り、そこから火星行きの宇宙船を発進させることを考えていたとか。


m-01.jpg



 二人の科学者が提案している火星有人飛行では片道分の燃料しか積んでない宇宙船で人間を送り込むというもので、この計画では成人男女を二組(合計4人)、二機の宇宙船で送り込みます。

あらかじめ食料(2年分!)や原子炉発電機などを積載した無人宇宙船(2隻~5隻が予定)を送り込んでおく。


m-04.jpg


欧州宇宙機関(ESA)では、すでに近い将来の火星旅行(こちらは往復)を想定して520日間の長期閉鎖実験を行っている。
NASAの片道火星旅行は倫理的に(当然)問題があると批判もでているが…


ESAの長期閉鎖カプセル内のクルーたち
m520-4557a.jpg



火星における人間の寿命は10年と考えられており、選ばれた者たちは人類の宇宙開拓史に火星パイオニアとして名前を残すことになるわけですが、

” じゃあ、2年分の食料が底をついたらどうするの?”

と心配する人もいるようですが、人類最初の火星パイオニアたちは基本的な農業用機器を使って自分たちの生存に必要な食料を確保(酸素テント内で栽培)し、自給自足の生活をするのだそうです。

周知のように、現在まで火星探査機による調査では、火星の地表下には純度99パーセントの水が存在することが判明しており、これは極冠地域だけでなく火星の赤道あたりにもあることが分かっていますので、生命維持に酸素の次に重要な水確保の心配はないわけです。


火星地表下には水が存在することが分かっている
m-02-67160.jpg



  なお、最初に送り込まれる二組の男女はすでに子供がいる者が選ばれる予定で、その理由は火星への旅行中に乗員がさらされる激しい宇宙線によって不妊になるからだそうです…

この大胆すぎる(無茶すぎる?)とも思える火星片道旅行のメリットは、第一に往復旅行に比べて宇宙船建造および燃料などの経費が80パーセントも
安くなるという大きな経費削減と、やはり人間ならではの緻密で正確な火星の調査ができるという大きな科学的メリットだそうです。 火星探査機などは今まで
に数台送り込まれていますが、やはりコンピューターの判断・管理による調査には限度があり、直接、人間が調査・研究を行った方が比較にならないほどマシな
のは分かりきったことです。

火星パイオニアたちは火星の古火山の溶岩の洞窟に住み、火星の大気や(存在すると予想されている)微生物を利用して廃棄物の処理を行ったりして自分たちに合ったバイオスファイアを作ります。

最初の火星パイオニアたちが火星での生活、いや生存に成功すると、あとは計画的に二次、三次と次々に後続の火星パイオニアたちが送り込まれ、バイオスファイアも次第に増加していき、こうして火星植民地計画が進展していくのです。
火星植民地の拡大にしたがって、火星人口も次第に増加していくことになります。
もし、将来、地球が巨大隕石に衝突されたり、パンデミア(世界的疫病)や核戦争などで人類が滅亡するようになっても(お~、こわ)火星ではちゃんと火星人(火星生まれの人間)が生き残っているというわけですね。


       火星にコロニアが建設されはじめるのはいつ?
m-03-f238b.jpg

 
  ちなみに、このような片道切符の火星旅行計画というものはNASAが「Hundred Year Starship initiative」(百年宇宙船計画)というタイトルですでに計画していたものだそうです。そしてSchulze-Makuch教授とDavies教授の二人はNASAに関係のある科学者だとか。。。

が... 

問題は、誰がこの帰り切符のない火星旅行に行きたがるか、ですね。

ところがところが…

同計画についてがSchulze-Makuch教授とDavies教授の二人が講演会を行ったところ、最初の火星パイオニアになることを希望する科学者たちがたくさん出たとのこと。

う~む。。。
科学者というものは、自分の命に代えてでも、寿命が10年しかないと分かっていても、後世に名前を残したがる人種なのでしょうねぇ…


さて、あなたならどうします?
もし、人類初の火星パイオニアに選ばれるチャンスがあるとしたら、迷わずに名を残す道を選びますか?





nice!(4)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 4

コメント 2

sorasora

絶対に行かないでしょう・・・
1兆円貰っても行きません(笑)
世界には変わった人もいるんですね・・・
by sorasora (2010-11-06 08:32) 

Loby

≫sorasoraさん、私も行きたくないです。
 やはり家族や友人やみんなと一緒に暮らすのが一番いいです^^

≫今造ROWINGTEAMさん、ご訪問&nice!ありがとうございます。

≫akaharaさん、ご訪問&nice!ありがとうございます。

≫けんけんさん、ご訪問&nice!ありがとうございます。
by Loby (2010-11-29 07:56) 

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。